最近、天候不順が続きます。
台風や突然の雷雨などで、自分の身を守った後に気になるのが家や愛車ですね。人間の体の様に、住宅の2階に避難させたりすることが簡単にできないのが車です。
車が冠水しないように、避難させることができるのであれば、避難させましょう。
それがムリなら正直、諦めるしかないです。
車のためにむりくり雨の中、走り事故・・・
車の中で冠水・・・なんて人の命よりも大切なモノはありませんから。
大雨などの水害で車が冠水してしまった場合、修理を希望するのであれば車両保険の保証対象になります。
ただし、一部保険会社は「車対車の事故の時のみ補償」という場合もあります。確認してみてください。
では、一般的な保険という事を頭にこの場合の車両保険の内容を少し説明していきます。
等級は本来3等級下がるのが保険利用時のルールですが、この場合は1等級のみしか下がらないので、活用したほうがお得かもしれません。また旧等級制度の場合はすえおきになります。
また冠水車の場合、エンジンや電気系統が壊れてしまう場合がほとんどです。すると修理が不可能となる場合があります。この場合は全損扱いとなり、保険時に契約した金額が支払われるようになります。
これが冠水車に対する自動車保険です。
お気にリの車でどうしても手放したくない。まだ乗り続けたいと思うのであれば、保険で修理して乗り続けることも可能です。
しかし、できれば手放すほうが良いです。
全損扱いにしてもらって廃車が一番無難です。
また、車買取店で引き取ってもらえるのであれば、お願いしましょう。
一度冠水してしまった車は修理してもしきれない部分もあったり、最近の車はコンピュータ管理されている部分が多くその部分が浸水してしまっているとなかなか修理しきれない部分が出てきてしまいます。
携帯電話が水没してしまってせつない思いをしたことがある人も少なくないのではないでしょうか?それと同じ原理です。
車が冠水するとトランクフロアの内側やトランクの内部が錆びてくるので嫌な匂いがしたり、先々車を手放すときに買取店が引き取ってくれない場合があります。
冠水車は車業界の中で最も嫌われている車です。事故車や事故修復歴車よりもたちが悪いと考えられています。
修理してもしきれないで、チェックランプが意味もなく点いたりして、売りにくいですし、売れたとしてもクレームになりやすいからです。
さて、これを踏まえて愛車が冠水してしまった場合、あなたならどうしますか??
自動車保険を使い修理して乗り続ける方法、全損扱いにしてあたらに車を購入する方法・・・決めるのは自分自身です。ぜひ、参考にしてみて下さい。